スーパーサックスプレーヤーの古谷光広さんが
お亡くなりになりました。
もうずいぶん前になりますが
ロイ・キャンベルさんと共演させてもらった時に立ち寄ってくださり、
飛び入りでたくさん演奏してくださいました。
音だけでなく
お人柄も熱くて、ストレートで。
お父様が亡くなってあまり時間が経ってないと思います。
これからお父様の分もますますご活躍されると
誰もが思っていた方でした。
関西の、日本のジャズ界に必要な方でした。
それなのに。
あまりに早すぎます。
訃報を聞いた時は信じられず、
SNSで流れてくるコメントをひたすら追っていました。
時間が経つにつれて
お亡くなりになった際の詳細がわかってきて
ああ、ほんとうなんだと
受け止めざるをえません。
親しいおつきあいがあったわけではないのですが、
一緒に演奏させていただいたこと、
演奏後にご飯をご一緒させてもらったこと、
とてもよく覚えています。
いつか循環呼吸、教えてもらいたいな、などとぼんやり思っていました。
なにより唯一無二の存在の方だったので
喪失感が大きいです。
あちらの世界で
お父様に「まだ早い!」と叱られて
戻ってきたらいいのに、と本気で思います。
残念過ぎる。